6月18日(金)開講:医学科1年生「医学入門 感染症」について② 2021.06.18

開催日:2021年6月18日(金)

場所:臨床大講義室

 「感染症2」では「個人防護具(PPE)の着脱法実践」についての講義・実習を感染症学講座 酒巻一平教授が行い、看護師・事務担当が補助に入りました。医療者は診療の中で、様々な病原体に暴露される危険を伴うため、診療中の自らの感染を防ぐための方策を理解することが目標となることから、個人防護服(PPE: personal protectiveequipment)の着脱法を理解し実践できるよう、体験実習を行いました。参加した学生106名のうち、99.1%の学生から「理解できた」「まあまあ理解できた」との回答がありました。

 主な感想を一部ご紹介いたします。

----------

「防護服の着脱ひとつとっても、内側を触れるか外側を触れるか、どの順番に脱いでいくか、どこを触って脱ぐかなど注意点の多さに驚いた。また、体験した人たちがあれほど注意していても蛍光塗料が付着してしまうところを見ると、実際にコロナ対応に携わっている医療従事者の方々の大変さは計り知れない。改めて感謝と尊敬を感じた。」

「医療従事者の方々が感染症の患者さんの治療をする際に実際身につけるものを体験できてとても良かったです。N95はとても通気性が悪くて、あんな状況下で長時間治療にあたるのはとても大変だと感じました。」

「防護服や手袋を脱ぐときには、常に汚染されている場所を考慮しなければならず、非常に大変そうであると思ったと同時に、そのような大変な思いをしてまでコロナ対応にあたられる方には感謝しかないと思った。自分もそのようになれるように、先生方を見習って成長していきたい。」

----------